『ゲルニカ』は
20世紀を代表する画家、パブロ・ピカソが
1937年、ドイツ空軍の無差別爆撃によって破壊された
スペイン北部バスク地方の町「ゲルニカ」を主題に
わずか一ヶ月で描き上げたという作品です。
その『ゲルニカ』を
コンピューターで3Dモデリングした動画が公開されています。
まさに作品の中に入り込んでしまったような感覚に襲われます。
Picasso's Guernica in 3D - by Lena Gieseke(リンク先、画面左下の"Watch the movie"からご覧になれます。)

学生の時訪れたスペインのプラド美術館。
照明による損傷を防ぐためか非常に薄暗い展示室、そして防弾ガラス。
そばに近寄って観ることさえ許されないという
非常に重苦しい雰囲気の中に、縦3.5m、横7.8mの
この巨大なモノトーンの絵画はありました。
逃げ惑う人々の悲鳴や爆風が頭内にこだまし
作品を前にただただ呆然と立ち尽くすしかなかったことを思い出します。
今回のように
『名画を3Dモデリング (そして音楽まで付ける) 行為』については
賛否両論あるかと思いますが
この作品から人類が学ばなくてはならないこと。
それは誕生から70年以上経った現在でも
決して少なくないと思います。